本講座では、せどりの基礎について解説させて頂きます。
せどりとは、ブックオフなどの古本屋さんで本やCD・DVD等を仕入れて、
Amazonやヤフオク、メルカリで、
仕入価格より高く販売して利益を得る方法です。
事典では…
「背取り」本の背表紙から古本業者が仕入れをすることから派生。
と解説されています。
最近では、小資本で始められるお手軽副業と人気なのですが、
元々は、古本屋の業者間での仕入れ方法として、
昔からあるテクニックです。
ぼくは、全国古書籍商組合と言う、
古本屋の組合に加盟していて、
年に3~4回くらい、
県内の古書店数店舗と合同で、
デパートのイベント広場等で、
古本販売の催事を行います。
このような催事では、
相場より安く値段を付けた本を出品しようものなら…
たちまち同業者にせどられます。
古書店の店主たちは、
この道10数年の大ベテランたちですので、
目利きの達人ばかりです。
経験により古書や古美術、骨董品などを鑑定できる能力です。
ぼくは、
古本業のキャリアが浅いので、
目利きはほとんど出来ません。
ですので、
本の相場や価値を調べる方法は、
もっぱら「せどり携帯サーチ」です。
ブックオフで仕入れを行う場合、
アマゾンの販売価格を事前に調べた上で、
利益の出る商品だけを、
仕入れていきます。
同時に、
本のAmazonランキングも調べて、
売れ行きのいい本を探します。
この作業は、
主にスマホで行います。
以前は、携帯電話でピコピコとIBSNコードを手入力して、
商品の価格をリサーチしていたのですが、
それから、小型バーコードリーダーを使っての、
ビームせどりが始まって、
最近では、
スマホのカメラ機能を使っての、
画像検索に進化をしました。
この機能を使うと、
実店でのリサーチはもちろんなのですが、
パソコンの画面をスキャンすれば、
電脳せどりもできます。
高速リサーチも可能ですので、
次回は、スマホを使った、
せどりのリサーチ方法について解説させて頂きます。