ぼくがせどりを始めた頃から重視していたのが、
この出品力です。

 

この力さえ鍛えれば、せどりでずっと、
食って行けるとさえ考えていました。

 

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▼出品力とは
出品力とは、ヤフオクもしくはAmazonマーケットプレイスに、
販売する商品を出品するスキルのこと。

 

要するに、
1時間に何冊出品出来るかどうかと言う、

 

スピードのことです。

単純にスピードと言っても、
クリーニング、検品、商品撮影、説明文、再出品、等々、
各工程を熟知していないとスピード化ははかれません。
※クリーニング、検品につきましては、新たに項目を設けて説明いたします。

 

ぼくは元々は、
転売はヤフオクからのスタートだったのですが、

 

最初の頃の出品は、
1時間に2~3点がいいところでした。

 

1日の出品時間が3、4時間だとすると、
1日にせいぜい10点くらいの出品点数になります。

 

販売単価が@1,000円で出品したものが全部売れるとして、
実労が20日だったら…

 

約20万円の売上です。

 

そこから仕入れ金額と経費を引いたら…
手元に残るのは僅かでした…

 

勢いで脱サラしたのはいいが、
このままじゃホームレスまっしぐらだな!?

 

と言うことで、
色々なことを見直したり参考にしたりして稼ぐプランを練りました。

 

本業で重要なことは、
何と言っても毎月安定して収入があることです。

 

ある月は100万円の売上があって、
次の月は10万円の売上と言うのではなくて、

 

毎月20万円なら20万円が、
継続的に入って来るかどうかと言うことが、
専業せどり成功の第一歩だと考えていました。

 

それには、その原価に見合った仕入れがある(する)と言うことで、
それには、1,000点なら1,000点を出品出来るスキルが必要で、

 

両方で毎月20万円の収入に辿り着きます。

 

理想を言えば、
月に100万円くらいは安定して収入が欲しかったので、
月に100万円を稼ぐ出品力が必要でした。

 

単純に1点あたりの平均利益額が@500円とすると、
100万円の収入なら、
月に2,000点販売する必要があります。

 

労働日数が20日だったら、
1日の出品点数は100点です。

 

30日なら、
1日の出品点数は約67点になります。

 

出品作業が4時間なら、
1時間あたりの出品点数は約17点です。

 

ヤフオクで1時間に17点の出品ってどうですか?

 

まあ、「余裕」と言う方もいれば、
「無理」と言う方もいるでしょう。

 

無理という方は、上記の条件では月に100万円の収入は得られません。
可能と言う方は、上記の条件で月に100万円の収入を得られます。

 

可能なら、
100万円を稼ぐ出品力があると言うことになります。

 

仮に1時間10点しか出品出来なければ…
あと+7点出品出来るように頑張れば、
月収100万円を稼げるようになります。

 

もちろん、出品ツールを使ってもかまいませんし、
手を速く動かすために筋力を鍛えてもかまいません。

 

手段はなんでもいいので、
1時間に17点の出品が出来るようになれば、
それが100万円を稼ぐ自信と言うか実績と言うかになります。

 

更に出品点数を伸ばすことが出来れば…
収入も伸ばすことが出来きます。

 

ですので、
稼ぐためには出品力なのです。

 

 

ちなみにぼくは、
アダルトビデオならヤフオクに1時間で50点を出品することが出来ます。

 

別にアダルトでなくてもいいのですが…
別にビデオでなくてDVDでもいいのですが。

 

ぼくが転売を始めた頃は、
ちょうどDVDの普及期で、
ビデオはどこでも安く仕入れられて、
そこそこ売れました。

 

ぼくが加盟している古書組合でも、
ビデオが山で出品されて、

3,000円も出せば、
軽バンいっぱいに仕入れられました。

 

ですので後は、
大量に仕入れたビデオをいかに大量に出品するかが、
収入に直結しました。

 

中でもアダルトビデオは、
根強いファンが付いている女優もいて、
1,000円、2,000円で売れるものも多くありました。

 

1本10円くらいで仕入れた商品が、
300円で売れれば大儲けなのですが…

 

1,000円で売れれば、
それこそ蔵が建つ勢いです。

 

まあもっとも、
ビデオはこの後すぐに、
商品価値がなくなって時代を終えるのですが…

 

売れれば儲かると言っても、
ビデオの検品は早送りでも画像チェックしたら物凄く手間がかかります。

 

その手間は儲けもなくなる勢いでしたので、
返金保障を付けてノーチェックにしたりと、
何とか効率化をはかって大量出品につなげました。

 

その時に、商品や作業工程に熟知すれば、
効率化につながると言うことも学びました。

 

実はビデオには、テープにカビが生える現象があって、
それをそのまま再生すると、
デッキがかなりの割合で壊れます。

 

このカビは白くて粉を吹いているような状態になるので、
テープの窓から目視で分かります。

 

ですので、このチェックは欠かせません。

 

あと、「疑わしきは出品せず」で、
パッケージや商品に劣化や汚れが多いものは、
出品を取りやめにします。

 

高額な商品は、
自分で観てチェックすると言うてもありますが…

 

それは、効率化と大量出品のポリシーに反するので、
いたしません。

 

稼ぐポイントは、
たまにあるかも知れない1個や2個の高額商品ではなくて、

 

目の前に大量にある、
200円~300円の商品ですので。

 

ここで稼ぎ方がブレると、
ずっと稼げなくなってしまいますので。

 

と言うことで、
1時間に50点出品が出来るようになりました。

 

これは今でも、
ぼくのこの先ずっと稼いで行ける自信になっています。

 

 

ヤフオクなら、
古本を1時間で20冊くらいは出品出来るレベルが望ましいです。

 

Amazonなら、出品は楽ですので、
文庫で100冊くらいは出品出来るようにしたいです。

 

そうすれば、
オークション出品代行やFBA出品代行ビジネスでも食って行けると思いますし、
出品と言う技術で職についたり起業したりも出来るでしょう。

 

何よりも自信になれば、
物事が色々と好転します。

 

出品力を鍛えるには、結構難しく考えていたり、
自分には無理だと思っている方も多いようですが、

 

鍛える1番の方法は、練習です。

 

スポーツ根性路線が1番の近道ですので、
ぜひ、チャレンジして下さい。

 

 

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