出張買取の現状といたしましては、同業せどらーの間では実践者はあまりいません。
ぼくは古書組合に加入しているのですが、組合員は古書店が多いので、
基本的には、出張買取は業務の一環です。
ですが…
古くからある出張買取方法は、
ぼくの出張買取せどりノウハウとは異なり、
一括引き取りや不用品片付けの側面が強く、
安定した収益を出すものではなく、
あったらラッキーでタダ同然で引き取って来て、
市場等で転売するような内容です！？
ぼくも何度か古書店の出張買取に同行したことがあるのですが…
安く引き取ろうとすることに終始していて、
まともな商売とは思えませんでした。
もちろん、全部が全部、この限りではありませんが。
※出張買取とはブックオフの造語で、古くからの古書店や骨董商は、出張鑑定や出張買受と呼んでいます。
ブックオフの買取価格は安いのですが、
買取方法は明瞭で嘘偽りはありません。
買取後も、買取単価を提示してお客様に
「この金額でよろしいでしょうか？」とお伺いします。
この講座も、
基本的にはこの明朗会計路線です。
出張買取自体に正しいノウハウが確立されている訳でもなく、
出張買取をしているリサイクルショップでは独自の方法で実践しています。
ぼくの感想ですが、出張買取は
商品が多く仕入れられる良い方法と捉えているところは多くなく、
スタッフも出かけるのを嫌がる面倒な方法と考えているところが多いようです。
ですので、個人でも十分に参入出来るマーケットです。
ノウハウ自体ではかなりの仕入れが見込めるでしょう。
出張買取と言えば、買取業者が行なっているものと言う印象がありますが、
ネットで買取をしている業者は行っていないところも多くあります。
ネット買取とは根本的にノウハウが違いますので、
両方を行なっているところは多くないようです。
ここにも、参入の余地が十分にあります。
ご参考下さい。
今までの講座の、バックナンバーはこちら。
⇒ 出張買取せどり講座記事一覧
